CreepJSは、ブラウザフィンガープリントを取得するライブラリです。JavaScriptを利用して、Webブラウザから大量の情報を抽出するよう設計されています。
ブラウザの機能や設定、ハードウェア情報を調べて一覧にまとめ、固有の識別可能なフィンガープリントを作成する仕組みです。
CreepJSはJavaScriptを利用して、ブラウザのさまざまな属性を調べます。WebGLのパラメータ、オーディオスタックの詳細、インストール済みフォント、クライアントの画面解像度など、調査項目は多岐にわたります。これらの結果を組み合わせることで、ブラウザごとに固有のフィンガープリントを作成します。
CreepJSは、大量のデータを抽出できるため、 ブラウザフィンガープリント において非常に高い効果を発揮します。オーディオ、canvas、CSS、フォント、client rects、DOM、Intl、JS、メディア、ネットワーク、offscreen canvas、プラグイン、画面、音声、ストレージ、SVG、ユーザーエージェント、WebGL、WebRTCなど、幅広い項目を調べられるため、精度と信頼性が高くなっています。
CreepJSは、オンラインセキュリティ、不正検知、パーソナライズ広告など、さまざまな目的で利用できます。固有のブラウザフィンガープリントを識別することで、企業や組織は個々のユーザーとその行動を追跡・特定でき、不正行為の検知やパーソナライズされたコンテンツの配信に役立てられます。
CreepJSは調査できる範囲が広いため、フィンガープリントの取得を完全に防ぐのは困難ですが、いくつかの対策で取得しにくくすることはできます。
たとえば、 ブラウザのプライバシー保護 のアドオンを使う、JavaScriptを無効にする、Cookieやサイトの保存データを定期的に削除するといった方法があります。ただし、これらの対策によって一部のWebサイトの機能に影響が出る場合があるためご注意ください。